もし12話で終わりだとしたら今回で折り返し…終わらないでほしいなぁ…
どうも、僕です。
前回は最後に謎の女性「ライカ」が登場しましたが、今回はどのように話に絡んでくるのでしょう?
最近Googleのおススメ記事に「ミステリと言う勿れ」関連の記事が多数表示されるようになりました。
私の日常まで整くんが侵食し始めています…!
前回は入院した整が元警察官の幽霊とひと晩過ごした話でした。
今回はどのような展開になるのでしょうか?
それでは第6話の内容や感想になります。
ご覧下さい。
ミステリと言う勿れ 第6話 あらすじ
大隣総合病院に検査入院している久能整(菅田将暉)は、退院を翌日に控えた夜、病院の掲示板に秘められた暗号に導かれて院内にある温室へ。
そこで整は『自省録』のページや行を組み合わせた数字で言葉を伝えるライカ(門脇麦)と出会った。
ライカは数字で、翌日午後3時に再び温室に来るよう整に指示して姿を消す。
翌日、退院手続きを済ませた整は、ライカが指定した時間まで昼飯を食べようと病院のレストランへ。
すると、患者の下戸陸太(岡山天音)とぶつかってしまう。
整は謝るのだが、陸太は難癖をつけて許さない。
だが、冷静に理詰めで返す整に陸太は辟易して去った。
3時になり、整が温室へ行くと床に数字が書かれている。
『自省録』で確認すると、ある場所の土の中となっていた。
整がそこを掘ると、何かが入ったビニール袋が出てくる。
その時、整を静止する女性の悲鳴が。
温室を管理する梅津真波(阿南敦子)だ。
ビニール袋は、事情があって真波が埋めたものだった。
真波から事情を聞いて、整は悩みを解決する。
真波と別れた整は、桜の幹にピンで止められた封筒を発見。
中を見ろというライカの数字に整が開封すると、落書きが描かれた塀の写真が入っていた。
落書きは炎を象ったようなマークに見える。
写真の裏には住所が記されていた。
整が写真に書かれた住所に行くと、一軒家が全焼したようだ。
整は消防官や警官、野次馬の中に陸太を見つけた。
整に見られていると知った陸太は話をしていた井原香音人(早乙女太一)と姿を消した。
すると、いつの間にか整の隣にライカがいて…。
以上が第6話のあらすじとなります。
原作はこちらでも読めます(2巻まで無料)
ミステリと言う勿れ 第6話 内容
整くん退院
まず初めに謎の男2人が少年を相手に「これからは虐待に怯えなくてもいい」という言い回しで火を放つシーンが映し出されました。
今回はこの2人が重要人物になると思われます。
場面は変わって大隣総合病院。
整は退院手続きをしてライカとの待ち合わせに備えます。
時間がまだあったので食堂に行こうと歩いていると男とぶつかります。
この男先ほどの2人の片割れですね。
整は謝りますが、色々と難癖を付けてきます。
「土下座をしろ!」と迫ってきますが、
整は
「本当に土下座で良いんですか!?」
「だって土下座ってただの動作だから、簡単でお金も掛からなくて」
「心がこもっていなくても別の事を考えていても出来ちゃうんですけど」
「だから焼けた鉄板の上でしろってワケではないのなら意味が無いというか」
「治療費出せ って言う方が まだ分かります」
独自理論を早口でまくし立てます。
これには男もビックリ。
「だ、誰が金くれって言ったよ」と反論します。
整は
「あなたは そうしろと言われる事が凄く嫌なんだという事ですね」
「ちなみに 土下座の強要は強要罪に当たる事があります」
「古墳時代の埴輪にも…」
と、ここでもまくし立てますが
男は
「うるせえんだよ、お前 殺すぞ」とすごみます。
整は
「えっ!?殺さないで下さい。すいませんでした」
とあっさり謝ります。
男は
「あーうぜぇな、もういいわ」と立ち去ります
ここまで色々言っておいて、最終的に謝って許すなら最初から絡まないでほしい
その後、様子を見ていた別の患者から
・今の出来事は気にしなくてもいい
・あの男は他の患者にも絡んで揉め事を起こしている
と言われました。
この男、元々問題がある人間だったんですね。
温室へ移動、更なる暗号
色々とありましたが時間通りに温室へ到着した整。
ライカが居るか探しますが、姿は見えず、代わりに昨日とは違う暗号が床に書かれていました。
しかし今回は暗号の数が多い!前回の倍以上ありました。
この暗号を解くと
「正面 右奥 大きな はち(鉢) の 土の中の中 を 見よ」
この様に書かれていました。
その大きな鉢の土を少し掘ると何かビニール袋が見えます。
整は
「えっ、また死体の一部とかやめて…」
とつぶやきます。
まぁあれだけのトラウマを埋め植えつけられたら疑いますよね…
意を決して袋を引っ張り出すととバッグが出てきました。
そして同時に女性が声をあげながら飛び出してきます。
女性は
「あなたは誰?」
「何でそこにあるって分かったの!?」
「ねぇ何で知ってるの!?」
と錯乱状態
整は
「僕は知りません!」
「コレは何ですか?」
と慌てます
女性はナイフを取り出して更に錯乱状態になってしまいます。
整くんホントに不幸体質だよね…
聞けばこの女性(梅津)は温室を管理している方でした。
・入院していた女性患者と温室で過ごしていた
・すごく可愛がってもらった
・その患者が件のバッグを娘にあげようと準備していた
・でも娘は一度も見舞いには来なかった
・危篤だと連絡をしても来なかった
・女性患者が亡くなっても遺体も荷物の引き取りもしなかった
・バッグもいらないと言われた
・患者が大事にしていたバッグを処分されるのが嫌で持ってきてしまった
・そのバッグにはかなりの現金が入っていた
・そのせいで思わずバッグを鉢の中に隠してしまった
こんな事が分かりました。
続けて梅津は家族に対する批判をしますが、
整は
「その人の娘さんが酷いかは分かりません」
「子供がそういう態度をとる時は、親が先に酷い事をしている」
「子供がそうなるには理由がある」
と言いました。
梅津は
「患者さんはとても優しい人だった」
と言いますが
整は
「家族や身内に厳しくても他人には優しい人は居る」
「それが子供を余計に追い詰めてしまう」
「どちらが酷いかは僕には分かりません」
と続けました。
これは整くんの実体験でしょうか?
整は思い出したかのように
「中の中を見よ」
と呟きます
梅津にもう一度バッグの中をちゃんと確認する事を勧めます
梅津がバッグの中を確認すると一通の手紙が入っていました。
そこには梅津宛ての手紙が、内容は、
・梅津のお陰で入院生活が楽しかった
・娘ともこんな風に過ごしたかった
・自業自得だと思うが死を間近にして娘に「愛して欲しい」とは言えない
・梅津にはお礼がしたい
・ほんの気持ちをバッグに入れておいた
・バッグも娘には使ってもらえないだろうから、梅津に使ってほしい
・まだ生きるつもりだから、これからもよろしくね
このような事が書かれていました。
この時点では患者さんはすぐに亡くなる状態では無かったよう。
でも誤嚥性肺炎で急に亡くなったとの事でした。
この手紙を読んで、梅津はこのバッグをどうしたら良いか悩みます。
整は
「病院いるはずの弁護士に聞いてみればいい」
と言いますが、
バッグを隠してしまった梅津は、同じことなんだから、最初から預かっていた事にしてしまえば良いのでは…と悩みます。
整は
「自分にはよく分からないがスッキリした方が良いのでは?」
「ずっとやましい気持ちが残るのは苦しくないですか?」
と問います
整は過去自分にあった出来事を例に出します。
・下の階の住人にうるさいと苦情を言われた
・電話で話しながら色々と音を出すも、どれも違った
・古い扇風機があったが、コレが原因だと使えなくなるから辛い
・言わないでおけばバレないのでは?
・でも黙っているのが苦しいと考え、意を決して扇風機を点けた
・音の原因では無かった
・結局原因は斜め上の住人の生活音だった
・でもちゃんと扇風機の事を隠さず言ってスッキリした
この話をされた梅津は意を決して「スッキリして来ます」とバッグを持って駆けていきました。
帰ろうとする整、また見付かる暗号
温室から離脱した整は何気なく見た桜の木に、押しピンで留められた紙を見付けます。
そこにはライカからと思われる見慣れた暗号が…
「中 を 見よ」
もうこれぐらいなら直接書いても良いんじゃないかな?
訝しがりながら中身を確認する整。
中には一枚の写真。
赤いペンキで描かれた悪戯書き?
裏には住所が書かれていました
「えっ?ここの住所に行けってこと!?」
結局気になって行ってしまった整。
そこは火災現場だった。
火災現場での出来事
現場には青砥、池本、風呂光が居た
・現場は灯油を撒かれて火を点けられていた
・住人の夫婦は寝室で焼死
・小学生の息子だけ助かった
この息子は冒頭部分で2人の男に声を掛けられていた少年でした。
整は火災現場の壁に描かれていた絵と、自分の写真の絵が同一だと気が付きます。
ここで風呂光が
「あれ?お香の香りが、もうだれかお線香たいているのかな?」と言います。
この発言に何かを感じた青砥。
「まさかな…」と思わせぶりです。
視線の先には先ほどの謎の絵。
何か関係があるのでしょうか?
同時刻同現場。
病院で整に難癖付けてきた男が居ました。
横にはもう一人の男。
冒頭に出てきた2人が揃いました。
2人は状況の確認をし、少年の事を気にしている様子。
ここで難癖男が整に気が付きます。
ここに整が居ることを不審がりますが、2人は現場から去っていきました。
その様子を見ていた整の横には、気が付いたらライカが居ました。
整は時間通りに温室に行ったのにライカが居なかった事、バッグの事に対して文句を言いますが、
「時間はおもいどおりにならない」
とライカにあしらわれてしまいます。
ライカは整に1枚の写真を見せます。
整が持っていた写真と同じ絵が描かれた壁の写真。
「そこの家も先月燃えた」
「放火だったらしい」
「両親が焼死、子供だけが助かった」
とライカは言いました。
整は
「この絵は”火”の象形文字に似ている」
と呟きます
「前にも見た事がある」
「以前別の放火現場でも同じ絵があったので撮っておいた」
とライカは続けます。
整は
「見たってどこで」
「関係って?」
と聞くがライカの反応なし
続いてパジャマで歩き回るのはどうかという冷静なツッコミを言います。
ライカは何故か納得してタクシーで帰ろうとします。
整が犬童我路との関係をライカに問いますが「知らない」とつれない返事。
本当かなぁ?
帰り際
「あした また 午後3時 桜の下で」
と言い残し現場を後にするライカなのでした。
整授業を受ける、教授への質問
場面は変わって、整の通う大学での授業風景。
箱の中のカブトムシという思考実験についての話。
・それぞれがカブトムシの入った箱を持つ
・実はそれぞれがカブトムシだと信じている物が入っているだけ
・彼らはカブトムシについて一応会話は出来る
・同じものを見ているわけではない
・他人の心を推し量るのは難しいというテーマ
・他人の人生を想像したり、似たような体験をしても
・自分が感じ考えるように、他人も同じように考えているとは限らない
・自分の痛みと、他人の感じる痛みは同じではないかも知れないと
・前もって考えておくことは大事
これは何かの伏線になるのでしょうか?
帰り際、整は教授(天達)に質問をします。
・暗号で話しかけてくる女性(ライカ)がいる
・本を使って文字を数字で表している
・何を考えているか全然分からない
・関わるべきか、無視するべきか悩んでいる
天達は
「君にも春が来たか!」と軽いセクハラをしますが、
双方が同じ書籍を持っているという条件では暗号として有効な手段である。
整の興味を引きたいか、整を利用したいか、操りたいか、陥れたいか、あるいは…
整に助けを求めているか
と助言します
根底には誰にも知られたくないという怯えがあるのでは?と続けました。
桜の木の下で再会
翌日午後3時
桜の木の下で待つライカ
そこへやって来る整。
「あなたはいったい誰なんですか?」
「今度は何をさせようとしているんですか?」
と問います。
続けて
「壁に描かれたマークは放火の予告だと思っているのか」
「だったら警察に知らせた方が…」
ここでライカは
「警察は関係ない」
と告げます
本当に関係ないのでしょうか?
整は桜の木に押しピンで暗号を指すのは、桜の木が弱るから止めるようにライカに言います。
桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿を例えに言いますが、
「桜は傷つけてはいけなくて、梅なら傷つけてもいい?」
「それは人が花を美しく見たいだけの都合」
「本人たちに聞いたわけではないよね」
「でも桜には悪かった、もうしない」
なんと素直に謝りました。
ライカの心理が全く読めない…
続けてライカは
「この桜が咲くころには」
「(暗号を言う)」
「千夜子は見るだろう」
「千夜子は妹」
暗号の部分が気になります…
ライカは続きは再開された温室の足湯で話そうと歩き始めました。
温室の足湯、難癖男との再開
温室へ移動した整とライカ。
直後何かが割れる音。
整が駆け付けると、うろたえる梅津と苦しむ難癖男。
難癖男は赤い物を見てしまうと痛みが出る病気らしい。
普段はサングラスを掛けているが、足湯で曇ったからと油断して外していたようだ。
男を介抱しているうちにライカはどこかへ消えてしまった。
温室から出てライカを探す整。
結局見付からず、先ほどの暗号を思い出しました。
「私は この世に いないけどな」
整は天達の言った「あなたに助けを求めているか…」という言葉を思い出したのでした。
不穏な会話
トンネルの中を歩く難癖男
その先にもう一人の男が居た。
陸(ろく)ちゃんどうしたの?
「火事現場にいた、あのもじゃもじゃ頭と会った」
「あいつあの時もこちらをジロジロ見ていたし」
「なんか変だね」
「俺の事を嗅ぎまわっているのか?」
「だとしたらまずいね」
「だったらこっちから探りを入れてやりますよ」
「厄介だったら早めに片付けておかないとね」
とても不安な事を言ってる…整ピンチ!?
そして難癖男が「陸(ろく)」と言う名前だと分かりました。
警察官たちの動き
何かの資料を見ている青砥
池本が何を見ているか聞くと、
・放火現場の落書きについて、他の現場でも同じものがあった事が判明した
・全部で4件、ここ半年で起こっている
・つまり連続犯?
・3年前の放火殺人現場でも同じ落書きを見ている
・今回のパターンと同じ、両親が死に子共だけが生き残った
・当時容疑者に上がった少年が居たが証拠不十分で逮捕には至らなかった
・名前は 井原 香音人(陸の片割れの男)
・母子家庭 10歳の頃自宅火災で母が焼死
・火元は香炉の炭で母親の趣味だった
・井原の身体からもお香の香りがしていた
(風呂光が現場でお香の香りがした事を思い出す)
・井原は14歳の時、ボヤ騒ぎの放火を起こしている
・当時はバレなかったが数年後の目撃情報で捕まった
・ただ犯行は認めなかった
・青砥はボヤは予行練習、その後捕まるまで放火殺人をしていたのでは?と睨む
・井原は2年間医療少年院へ送られ、半年前に出所している
・半年前からの放火事件が偶然とは思えない
整は池本、風呂光が病院で聞き込み中に会う。
先日の放火事件で助かった少年が整が入院していた病院と同じだった。
少年は虐待を受けていた形跡があった。
そして池本があるサイトを整に見せる。
都市伝説と言われているらしいが、例のマークを家の塀や壁に描くと天使が親を焼き殺してくれるというサイトのようだ。
火事現場にこのマークが描かれていたので、警察も追っている様子。
サイトの書き込みには
実は昔やってもらったことがある。
きれいな人だったよ。
お香の匂いがしてた。
と書かれていた。
整は
「生き残った子供は天使を呼んだと証言しているのですか?」
と聞くも
池本や風呂光は「子供は何も語らない」と言う。
ただ子供の身体には虐待の痕、通院歴を確認すると間違いないようである。
「その子がこのサイトにアクセスした記録は?」
ない。
携帯も持っていないし、親のPCからも履歴は出なかった。
「という事は、もし天使が居ると、」
「どこかで虐待されている子供を見つけて、接触して、決めさせる」
天使の誘惑
井原が少女に
「燃やしてあげようか?君のお母さんと新しいお父さん」
「僕は君を守るために来たんだ」
と声を掛ける。
「この人は天使だよ」
「助けてもらった子供たちはみんな喜んでる」
「もし君がそうして欲しかったら」
(例のマークが描かれた紙を取り出し)
「このマークをこの壁に描いて」
「それが合図だ」
少女はうなずく。
「決心が付いたらでいいからね」
「決定権は君にある」
場面は整、池本、風呂光の3人へ戻る
「都市伝説を信じて調べているという事は」
「他にも似た様な放火事件があるって事ですよね?」
池本、風呂光は頷き、「この半年で4件ほど…」と伝える。
ただ、
・火事が無い場所でもマークが発見されている
・冷やかしや模倣犯も混ざっている
・なかなか区別が出来ない
・サイトの管理人を調べている
ここで整が
「いいんですか?そんな話を僕にして」
と状況に気が付く。
池本は
「いいわけないでしょ!」と言うも、
「事件解決につながるなら、情報源として採用するから、何かあったら教えてよ」
「青砥さんには内緒でね」
相変わらず調子がいいな…この人
時間が3時になりそうだったので、整は立ち去る。
風呂光は「3時…」と言いながら夜中3時の出来事を思い出している。
温室3時、ライカとの再会
足湯を楽しむライカ。
そこに到着する整。
整はライカに
「炎のマークの意味を知っているんでしょ?」
「あれはただの放火じゃない」
「前にも見た事があるって言ってたけど、いつどこで見たんですか?」
「一体僕に何をさせようと思っているんですか?」
と問いただす
「明日はクリスマスイブだな」
露骨に驚く整
「何かプレゼントをもらえないか?」
「ちゃんと話を…えっプレゼント!?」
とやっぱり驚く整。
「簡単なものでいい。」
「もちろん私も用意する」
「明日午後3時に」
と言って立ち去ってしまう。
整はクリスマスのプレゼント交換に動揺を隠せない。
確かにそれはリア充のイベントだもんな!(急な仲間意識を感じる)
と、代わりに入ってきたのは陸。
「また会ったな」
「お前おととい火事現場にいたよな」
「何でだ?」
「あの火事に興味あんのか?」
整は詳細を隠しつつも、
・ライカの暗号から辿り着いたこと
・虐待絡みの話なら興味がある
と答えた。
「俺たちも興味あってさ、ちょっと調べてんだよ」
「俺たち?」
「火事現場に一緒にいただろ」
「猫を抱いたきれいな人だよ」
「だから何か知っている事があったら教えろよ」
「僕は何も知りません。全然。何も」
「嘘つくなよ、先輩が挙動不審だって言ってたぞ」
「あれは知り合いの刑事さんに見付かりたくなくて…」
あらら…余計な事を言っちゃった…
陸に警察の関係者かと疑われますが、普通の大学生ですと返す整。
そこに梅津が出て来て、整に先日の礼を伝える。
どうやらスッキリ出来たらしい。
「まぁいいや、仲良くしようぜ、俺はカエルだ」
梅津が本名かと聞くが当然違う。
そう呼ばれて来ただけだと答える。
「苗字がゲコって読めるから、ゲコゲコガエルってな」
「それは嫌だったんですか?」
「別に」
「行ってきたやつらはバカにしていたんだろうけど」
「カエルが嫌いじゃなかったから気に入ってたぜ」
その後、親と子供の違いのギャップに良さを感じている
水の中は子供の世界
「俺 生まれ変わったら鯨になろ」
という陸でしたが、
「知ってますか?」
「シャチって鯨の子供の下あごだけを食べるんですよ」
と言ってしまう。
「お前性格悪いって言われないか?」
「言われたことあります…」
整くんはいつもひと言多い。それで敵を増やしている感がある。
「俺の名前には”陸”が付いているから水中にはいれねえよ」
「ロクだけど」
と自虐します。
「それで真珠のピアスに6と9が入っているんですね」
一体いつそこに注目する暇があったんだろう…?
先輩に貰ったと言うと、やめときゃいいのに整は自分も名乗ってしまいます。
案の定「どうしてそんな名前つけたんだか…」
と言われてしまいました。
「虐待されてた子供たちも みんな凝った綺麗な名前ついてんだよな」
「親も名前を付ける時には、そんなことになるとは思わなかったんだろうな」
何となく意味有り気に言ってます。
整は火事の話に戻します。
・火事の最も多い原因は放火である
・江戸時代の火事に関する本を読んだ
・放火は重罪
・疑われた人間は徹底的な拷問を受ける
・中でもヤギに足裏を舐めさせるのが最高にクレイジー
・ざらざらの舌が血液の塩分を求め、肉や骨が見えても延々と舐め続ける
・まさにホラー
私もこの刑については聞いた事があります。
どんなに罪人が叫んでも苦しんでも止めることは無かったらしいです…
「お前本当に性格悪いな」
お褒めの言葉を頂きました。
そして陸は帰って行った。
その後、
「ヤバいですよ。香音人さん」
「あいつは何かを知っている」
と井原に告げ口します。
陸からどうするか聞かれると
「整も一緒に燃やしてしまえばいいんじゃないかな」
と恐ろしい宣言がされてしまいました。
プレゼント選びに悩む整
整はきらびやかな街中を歩いています。
頭の中はライカへのプレゼントの事でいっぱい。
経験が無いのであろう整は混乱します。
情報を整理して落ち着こうと試みます。
・自省録を完全に暗記して、それで指示してくる
・午前と午後の3時に会っている
・千夜子という妹がいる
・春まで生きていられないってこと…
情報を整理しても何も浮かばない
カレーを作って持って行こうとも考えるも入院患者には無理。
カレーを食べて現実逃避をしますが、我に返って考えます。
やっぱり分からないらしい。
今までどんだけ陰の道を歩んできたんですか…?
クリスマス当日
急にライカと対面している整。
「クリスマスを意識していなかったから、面白いな」
整も同じ気持ちだったらしい。
ライカからプレゼントをもらう。
中身は”赤い”オーナメント。
売店に売っていた物らしい。
「僕ツリーを持っていない…」
と言うが
「スマホにでも付けときな」
とライカが返します。
整が渡したのは1枚のポストカード。
アンリ・ルソーの「蛇使いの女」という作品らしい。
理由は自分が好きである事と、病室にいるから人物画よりも風景画の方が良いと思ったから、らしい。
気にらなかったと思って慌てる整だが、
ライカは
「これがいい」
と答えた。
「絵が好きとか嫌いとか考えた事もない」
「美術展にも行ったことが無い」
「じゃあ行きませんか?」
とナチュラルに誘う整。
「それは難しい」
「毎日無断で抜け出している」
「1時間以上はベッドをあけられない」
許可なしで動き回っているライカに驚く整。
「見回りの隙を狙っている」
と言うが、普通は無理だと思う。
整も「それはダメでしょう..」と言ってしまう
「いつか行けると良いな。美術展」
「どうもありがとう」
「じゃ、また午前3時に」
去っていくライカ
「午前って今夜ですか!?」
驚く整。
整は貰ったオーナメントをスマホに付けて歩き出したが…
少女が壁に”例のマーク”を描いている現場を見てしまう。
陸が現れ
「あの子病院に来たときにしか一人になれないんだ」
「しょっちゅう骨折したり、やけどしたり」
「医者も看護師も分かっているんだろうけど、どうする事も出来ないんだろ」
「だから天使を呼ぶしかないんだ」
「それの何が悪いんだ」
整が
「アメリカでは専門職の人が通報しないと責任を問われる」
「司法がしっかり前に出ているからで」
「日本では強制的に親子を引き離す権利が誰にも無い」
「家庭には介入できない」
「直に目にする医療関係者の人も悔しいだろうと思います」
そこへ少女の親が現れる。
連れていかれる少女。
母親や再婚相手の男からも虐められている事を話す陸。
「詳しいんですね」
病院に居ると色々と見掛けるらしい。
その後、梅津から「クリスマスイベントの手伝いを頼まれたからお前も手伝え」と言われます。
時間は何と23時。
普通ならあり得ない時間ですが、整は手伝う事を了承してしまう。
整、自宅で調べもの
整は自宅のPCで調べ物をしています。
内容は「放火殺人事件」
絶対に無いと思われる「全国放火事件データベース」から、
ここ10年で「ゲコ」と読める人物を探すと…
大隣市の「下戸」家に強盗が入り家に放火…
という事件を見付ける。
詳細を見ると7年前に起きた事件らしい。
押し入った強盗が夫婦を縛り上げ放火、次男の陸太(ろくた)だけが助かった…
「犯人は未だ捕まっていない」
陸が自分の名前の読みを「ロク」と言っていた事から一致と判断。
整、ピンチ
23時整は待ち合わせの倉庫に来てしまう。
中に入ると陸太が眼鏡をしていない事を不審に感じる。
クリスマス関連の物に赤い物が多いのにおかしい、と指摘。
「やっぱ、僕帰ります」
と逃げようとするも捕まってしまう整。
視線の先には昼間虐待をしていた少女の両親が…
「あいつらアパートに住んでるからな」
「火事を起こしたら他の人に迷惑が掛かるだろ」
「お前 ココで一緒に燃えてくれよな」
ここで整は今までの情報がすべて繋がった事に気が付きました…
と、ここで第6話が終了となります。
次回予告で井原と整が話している場面が映ったので、この状況から抜け出すことは確定ですね。
この後の展開はどうなるのか?
1週間が待ち遠しいです。
おわりに
今回は「ミステリと言う勿れ 第6話 内容/ネタバレ/感想を書く【月9】」と言った内容で書いてみました。
話は急展開を迎えていますが、整はどうやってこの状況から脱出するのか?
ライカから貰った”赤い”オーナメントが活躍するのか?
ライカは次に何を整に言うのか?
全てが気になります…次回も楽しみです。
第6話のダイジェストはこちら
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