このお話は刺激少なめだといいなぁ…
どうも、僕です。
前回まで「炎の天使」編が終了しました。
なかなか凄い展開で、最終的には「そうなるのかー!」と一本取られた感じでした。
今回は今までよりは少し落ち着いた感じの予告でしたが果たして…?
ミステリと言う勿れ 第8話 あらすじ
久能整(菅田将暉)は美吉喜和(水川あさみ)の墓参りに行く。
すると、そこには天達春生(鈴木浩介)がいて、かつて天達のパートナーだった喜和の命日を忘れないでいてくれたと整に礼を言う。
そんな天達は、整に高校時代の同級生とゲストを呼んで、別荘でミステリー会を開くので来て欲しいと頼む。
また、自分の講演会に風呂光聖子(伊藤沙莉)が来たことを話し、そこで風呂光から、整が警察に協力をしていることを聞いたので、ミステリー会で謎解きの腕前を披露して欲しいと言うのだ。
整が答えに困っていると、天達はただ荷物運びや食事の片付けの手伝いのアルバイトだと安心させる。
そして、ひとつだけ頼みがあるとある事を付け加えた。約束の朝、整が待ち合わせ場所に行くと天達が車で迎えに来た。
車に乗っている風呂光を見て整は驚く。
風呂光が勉強熱心だったので誘ったと言う天達は、彼女が刑事だということは会に集まる人には教えないようにしようと二人に話した。
雪の中を走る天達の車は、蔦に覆われた山荘にたどり着く。天達曰く“アイビーハウスと”呼ばれているそうだ。
天達や整たちを玄関で迎えたのは橘高勝(佐々木蔵之介)。他にも山荘内には、主人の蔦薫平(池内万作)が待っていた。
天達と橘高、蔦は高校の同級生だ。蔦はミステリー会のゲストだとデラ(田口浩正)、パン(渋谷謙人)も招いている。
部屋割り振りなどを済ませ、夜になるとミステリー会が始まる。蔦は別荘の以前のオーナー夫人がバルコニーから転落して亡くなったことを話し始めた。
以上が第8話のあらすじとなります。
原作はこちらでも読めます(2巻まで無料)
ミステリと言う勿れ 第8話 内容
喜和のお墓参り
整はお墓参りに行きます。
そこに居たのは大学の恩師・天達。
お墓の中に居るのは「喜和」という人物。
喜和は第7話の回想シーンで、幼少期の整に言葉の意味や成り立ち、色々な事を教えてくれた女性でした。
まさか亡くなっているとは思いませんでした。
しかも亡くなってから5年が経過しているようです。
そして天達の関係は?
その後甘味処での休憩中、
団子の数について整が説明をしますが、天達から
・その節は根拠が示されていない
・ソースはいつも確認しなさいと言っているでしょう?
と突っ込まれてしまう。
整がこうやって指摘される事は珍しい気がします。
さすが大学の先生。
天達からの提案
天達からこの様な提案がされます。
・高校の同級生と久しぶりに集まる事になった
・友人の別荘でミステリー会を開催する
・整にも来てほしい
・最近警察に協力して、いくつも事件を解決しているんだってね
ミステリー会とは、
ゲストを招いて謎解きの出題をするという。
参加者はミステリー好きで、昔からよく行っていた会のよう。
ところでなぜ天達が整と警察の関係を知っているのでしょう?
答は次のシーン。
天達の講演に風呂光が参加しており、話をしていたから。
整に捜査へ協力してもらっている事を言ってしまう。
警察の情報管理は大丈夫か?
講演に参加した理由は、
・整がきっかけで心理学に興味を持った
・整が普段どのような視点で物事を見ているか学びたかった
との事らしい。
この話を聞いて天達は整にミステリー会へ参加するように頼んだのでした…とは言いつつ、実は小間使いが欲しかったからだった模様。
しかし天達は「ひとつ頼みたい事がある」と言います。
その内容は…
病院にてライカに会う
お墓参りの帰り道、整は病院へライカに会いに行きます。
約束はしていなかったようですが、いつもの樹の下にライカは居ました。
線香の香りがするな
とライカは指摘します。
整は、
・お墓参りに行っていた
・喜和が大切な人だった
と言いました。
ライカはその言葉に自身の大切な人は「千夜子」だと言います。
ライカの願いは
「千夜子が幸せになる事」
そのライカは見ながら整は、ライカが
次の桜が咲く頃には自分がもう居ない
と言った暗号を思い出していました。
ミステリー会当日
朝、待ち合わせ場所に車で来た天達。
なんと同乗していたのは風呂光。
整は驚きます。
どうやら勉強熱心な風呂光を天達が誘ったようだ。
天達は風呂光の参加を整には秘密にしていたらしい。
天達さん色々と勘ぐっているんですかねぇ?
天達は何故か風呂光が刑事であることを伏せるように言いました。
「何せ、ミステリー会だからね」
で、済ませてしまいましたが果たしてその理由は?
(整もこのシーンでは少し疑いの目を向けていました)
車内では異常気象が普通になってしまい、もう異常じゃないですね。といった感じの何でもない(何かの伏線か?)会話がされていました。
そして先日天達がミステリー会への参加を依頼した整にした「頼み」が明らかに。
ミステリー会で集う人たちの中で、1人だけ嘘をつく人が居るから見ていてくれないか?
と言う内容でした。
会場(アイビーハウス)到着
3人が乗った車はとある建物に着きます。
かなり立派な別荘のようです。
「アイビーハウス」と呼ばれている建物らしい。
ツタがびっしりだからそう呼ぶそう。
(アイビー=キヅタ属はウコギ科の属の一つのつる性植物の事らしい、ブドウのツタとは種類が違う)
整は入り口近くの植物をジッと見ています。
パッと見、ただの草のように見えますが…?
入口にはミステリー会参加者の橘高(きつたか)が居ました。
天達と橘高が会うのは、喜和の3回忌以来。
お互い元気な事を喜びます。
そして急に出たPC画面には
殺すのか
と不穏な文字が打ち込まれます。
場面は元に戻り、アイビーハウスに入ろうとする整たち。
橘高は玄関前のマットで泥を落として、中に持ち込まないように言います。
玄関に入ったら今度は、そこにあるスリッパは自分の物だから、
自分たちは新たに出して使ってくれと続けます。
どうやら橘高は潔癖症のようで、天達もそう指摘しています。
ただ、今泥を落としていた玄関マット。
「前は無かったよなぁ?」と橘高は言います。
冬は無かったのだろう、(玄関が)雪に埋まってしまって、ガレージから入っていただろう?
天達はそう言って橘高も納得します。
ただ、橘高は冬にはアイビーハウスに訪れた事が無いので、その事を知らなかったらしい。
ふーん…なんか気になりますね。
室内に移動
外観同様、内装も豪華なアイビーハウス。
持ち主と男2人が出てきました。
持ち主の名前は「蔦(つた)」と言い、自分の事を「アイビー」と呼んでくれと言います。
殺されるのか?
また不穏なPC画面が写し出されました。
一緒に居た男2人はミステリー好きで蔦と繋がった人で、「デラ」と「パン」という名前で呼ばれました。
やっぱり
殺すしかないんだろうな
再度、不穏な文字が表示されます。
客室は3つ。
・デラとパンがひと部屋
・風呂光は整と付き合っているから…と、一緒にされそうでしたが単独でひと部屋
・残りの部屋に簡易ベッドを足して3人(整/橘高/天達)で使用
と言われますが、
橘高はガレージにテントで寝るからいい、と固辞。
整は誰かが居ると寝られないから(第5話感想参照)ソファで寝る事に。
よって、最後のひと部屋は天達が単独で使用する事となりました。
全員がそれぞれの部屋へ移動します。
ミステリー会の開始
まずは食事から。
BBQをしながら楽しく食事です。
ここでも橘高はマイ皿とマイ箸、マイボトルを用意しています。
かなりの潔癖症ですね
アイビーからも「何か(潔癖症が)エスカレートしているな」と指摘されます。
その後、整の話になります。
デラから「将来は教師になりたいんだって?」と言われますが、
アイビーからは
・部活やサークルに入っていない事
・接客などのバイトをしていない事
この理由から「教師に向いていないのでは?」と指摘されます(何気に酷い事言うね)
整の答えは、
向いているから教師になるわけではない
というものでした。
天達が追加説明として、
・自分に苦手な物があると認識している教師は、生徒にも苦手なものがあると理解できる
・自分が出来る事は他人も出来ると信じている教師は多くを取りこぼすことになる
これには整もニッコリ。
続いて天達/橘高/蔦の学生時代の話になります。
・橘高→生徒会長、陸上部のスター、文武両道、女性に優しくモテていて、パーフェクトマンと言われていた
・蔦→昔から人を舐めている?悪ふざけばかりしていた
・天達→言及無し?
風呂光が「今回何故集まる事になったのですか?」と聞くと場は静まります。
橘高が「蔦から急に連絡があって…」と何かを誤魔化すように言いましたが…
ここで整は天達の「一人だけ嘘をつくから見ていてくれないか?」の言葉を思い出します。
その後は他愛のない話になりますが、整は「誰が嘘をついているのか」を考えているようでした。
アイビーは整の事を「空気みたいなヤツだなぁ」と言いますが(やっぱコイツ酷くない?)
天達は「アイビー、人を見る目が無いね」と返します(いいぞ!天達先生!)
整と天達の師弟関係/信頼関係の強さを感じました。
変わって、橘高、デラ、パンの会話に。
橘高が「アイビー&デラ&パンの知り合ったサイトはどこで?」と聞きますが、
デラとパンは、
「あっ!アイビーを張り巡らせようの会です」
とかなり無理な返し方をしています。
果たして誰が嘘をついているのでしょう?
謎解きミステリーナイト開始(前座)
アイビーからミステリーナイト開始の宣言がされます。
橘高が「前座」としてある事件の話をする事になります。
・5人の男が山小屋に居た
・その晩1人の男が残りの4人を殺害して逃げた
・警察が検証をしたが「4人の集団自殺」として処理された
・さて何故でしょう?
色々な意見が出ましたが、答えは「犯人が透明人間だったから」というかなり無茶な理由でした。
恐らくこれは何かを意味していると思うのですが…
その後「自分が透明人間だったら何をする?」という話題になり、
橘高は
「嫌いな奴を殴りに行くかなぁ」
と言いました。
整は何故か
お風呂や温泉に行きますね
と、トンデモ発言をします。
本当の理由は、
他人とお風呂に入るのが苦手で、透明になったら入ってみたいというだけ…
というものでした。
天達の助け舟もありこの話はここで終了。
謎解きミステリーナイト開始(本題)
アイビーからのミステリー。
・5年前、この別荘の以前のオーナーの妻がバルコニーから転落して亡くなった
・夫婦はいつも一緒に居て、ラブラブだったと近所でも評判だった
・夫は物書きで家事なども分担していた
・とても幸せそうだった
・でもある日妻は亡くなった
・自殺とは思えず、遺書も見付からない
・結局事故で処理された
・夫は納得しなかった
・ストーカーが居て、彼女を付け狙っていた
ここで橘高が
蔦、そんな話やめろ
と怒り始めます。
アイビーは続けて
もし犯人を見付けたら「殺してやりたい」とそう夫は言っている
と続けました。
・お集まりの方々には、この事件又は事故を解明してほしい
・鍵の掛かっている部屋以外はどこを見ても良い
・ヒントになる物はいくらでもある
・壁に掛かっている絵は花の絵ばかり
・彼女は花が好きだったらしい
・四葉のクローバーが好きで見付けると押し花にしていた
・でもこの花なんて言うんだっけ???
ここで整が
シロツメグサ
であると指摘して、アイビーも思い出しました。
そして整の雑学披露。
・シロツメグサは本来3つ葉
・傷を付けられると4つ葉に変わる
・四つ葉を探そうと分け入っていると、四つ葉は増え続ける
・つまりはマッチポンプである
・その人が植物を大事にしていたら知らないわけが無い
・その人が本当に幸せだったらそのように探すことは無かったのでは…
と雑学と思いを話しました。
この話を聞いて天達が、
痛みの先に幸せがあると思ったのかな…
と整に言いました。
ここから各自ヒントを探しに向かう事になり、アイビーからは
2人が20年の結婚記念日に用意していたワインがあるから後で飲みましょう
割ととんでもない発言をします。
仮にも他人の結婚記念日用に用意していたワインを何故飲もうと思うのか?
「学生時代よく悪ふざけをしていた」とはいえ趣味が悪いですね。
風呂光からも「そんな物を飲んで良いのか?」と聞かれますが、
今日が結婚記念日だから供養になるだろう
という理由で片付けられます。
うーん…なかなかヤな奴ですね。
整のヒント探し
整は「何をしたらいいか?」と天達に尋ねると、書庫の片づけを言い渡されます。
その道すがら、壁に掛かっていた絵を見て次々と名前を挙げていきます。
風呂光も感心しています。
その後ろではアイビーが
僕はバラとチューリップしか分からないよ
と言ってました。
各々ヒントを探していますが、特に目新しい物は無さそうです。
書庫に向かう整。
途中の部屋のひとつに「外から鍵を掛けられる」部屋を見付けます。
「どの部屋を見てもいい」
「鍵を掛かっている部屋を除いて」
アイビーの言葉を思い出します。
書庫に到着した整。
中はかなり荒れており、片づけは難航しそうです。
ベランダから外を眺める天達。
到着時に整が気にした謎の植物が再度映し出されました。
書庫の片づけ
整が書庫を片付けていると、風呂光が合流します。
ヒント探しでは収穫が無かった模様。
書庫の中には植物の本ばかりあります。
どの本にも四つ葉の栞が挟まれています。
風呂光は思っていたミステリー会とかけ離れた内容に苦言をこぼします。
確かに本当にあった事件を元にするのは趣味が悪いですね
それでも、
刑事として事故ではなかった場合は見過ごせない
と決意をしています。
片づけを続ける2人。
動かした本の下に手紙があるのを整が見付けてしまいます。
何故か謝る整。
他人の手紙だから後ろめたい気持ちがあるのでしょうか?
ここでの手紙を読みたい風呂光と、読んではいけないと感じる整のやり取りが面白かったです。
まぁ結局読むんですけどね。
手紙には
彩子へ
と書かれていました。
亡くなった奥さんの名前でしょうか?
近くには大量の手紙が纏めて置かれていました。
そして封筒の裏には、
君のアイビーより
と書かれていました。
2人が揃って「アイビー!?」と驚きます。
つまり、この夫婦の話は蔦とその妻の事だったのです。
更に見付けたのは新聞記事。
奥さんが亡くなったときの記事の様です。
そこに書かれていたのは
蔦彩子さんが自宅のバルコニーから転落して死亡…
別の記事には
「妻は殺されたと」報道陣に訴えるアイビーの記事もありました。
段々と話の全容が見えてきました。
この話は
蔦夫婦の実際にあった出来事
であるようです。
風呂光は
・実際に奥さんが亡くなっている
・遺品も整理されていない
・とてもではないが奥さんを愛していたとは思えない
と怒りを感じています。
整は考えます。
橘高が「そんな話はやめろ」と怒った場面
急に四つ葉の栞が挟まっていた本を開く整。
252ページ
ここで何かに気が付きます。
風呂光にも栞が挟まっているページが何ページか聞きます。
お互いが色々な本を調べると全ての栞が252ページに挟まれていました。
整はさらに思い出します。
部屋に飾られていた花の絵の数々…
そして手にしていた図鑑を見て、何かを確信し走り出しました。
結婚記念日の罠?
突然走り出した整。
後を追う風呂光。
2人がほぼ同時に辿り着いたのは最初に全員が居た部屋。
そこではアイビーが結婚記念日の為に用意していたワインを開け、グラスに注ごうとしていました。
ワインを注ぐのを止める整。
天達も整の慌てぶりに驚いている様子。
そして整はこう言いました。
そのワイン、多分毒が入っています
アイビーは、
このワインはここで亡くなった奥さんが用意した物だ
その奥さんはあなたの奥さんですか?
と、整。
・この夫婦の話はアイビーとその妻の話ではないか?
・別荘は最近手に入れたと言っていたが、天達や橘高の会話から以前から所有していたはず
・書庫から奥さんの事件に関する新聞記事が見付かった
・奥さんは自殺ではなく殺人で
・アイビーはその犯人を見付けて殺してやりたいと思っている
・風呂光の言葉、本当に愛していれば、こんなゲームや遺品放置は行うはずはない
・でもアイビーは奥さんの好きな花の名前も知らなかった
・クローバーの栞が書庫の様々な本に挟まれていた
・何故か全て252ページに
・252は消防無線の通話コードで「要救助者」を意味している
・逃げ遅れている生存者あり、という事
・つまり栞は奥さんからのSOSだったのではないか?
・鍵のあった部屋は外から鍵を掛けるタイプで「まるで誰かを閉じ込めているようだった」
・近所で評判の仲のいい夫婦、いつも2人一緒だった
・裏を返すと奥さんは1人で外出させてもらえなかった
・アイビーによる激しい束縛があったのではないか?
更に飾られていた絵についても言及します。
それらの絵の花言葉は、
アイビー→死んでも離さない
オニユリ→嫌悪
アジサイ→あなたは冷たい
ウシノシタクサ→あなたが信じられない
カラシナ?コケモモ?→冷淡
ムスカリ→失望
アザミ→触れないで
キンセンカ?→悲嘆
マリーゴールド→絶望
黄色いユリ→憎悪
弟切草→敵意
とんでもないラインナップでした…
そして次は…
キスツス→私は明日死ぬだろう
これだけの言葉を並べるという事は想像以上の恨みを感じますね。
この花言葉から推察すると、
奥さんは自殺をしたか、逃げようとしてバルコニーから転落した
本当にストーカーが居るとしたら、それはアイビー自身ではないか?
皆アイビーに疑惑の目を向けますが、アイビーは反論します。
そして残った花の花言葉は、
シロツメクサ(クローバー)→復讐
スノードロップ→貴方の死を望みます
桑の花→共に死のう
朝顔→貴方は私に絡みつく
つまり妻は20回目の結婚記念日に、用意したワインをアイビーが飲むことを分かっていた。
別荘の入り口に植えられていた謎の草はキョウチクトウ。
キョウチクトウには強い毒がある
その毒で道連れにしようとしている
以上で整の推理は終わり、「そのワインは飲んではいけない」と言いました。
意外な展開
ここまでの証拠を突き付けられたアイビー。
何を思ったか拍手をし始めます。
そして天達もそれに続きます。
正解です。
大正解!ハハッ
何を驚いているの?謎解きゲームって言ったよね?
つまりこの展開全てがゲームだった、というワケらしいです。
解り易いように色々とヒントを隠していたらしい。
しかも整の為ではなかった模様。
天達は
そんな大事なヒントが書庫にあるとは思わなくて
と言いますが、
私は何か引っかかりを感じました(気のせいかも)
この話はやはり全てが作り話で、アイビーは独り身、ワインはデパ地下で買ってきた物。
彩子はおらず、転落事故は嘘。
新聞記事もわざわざ自分で作成したらしい。
大変手が込んでいますね…
天達は
いつも言っているでしょう?情報の出どころは常に確認をしなさいと、
と、お小言を言います。
アイビーは本当に物書きで、役者も少しやっているらしい。
そして「アイビー」とは誰も呼ばないらしい。
あれ?そうしたら何でデラとパンはアイビーって呼んでたんだ?おかしくね?
でも整は「彩子が本当に死んでいない事」に対して安心しました。
そこに異を唱える物がひとり。
橘高です。
・ここで謎解き会をする事は嫌だった
・久しぶりに集まって楽しくなれるのなら、
・天達がいいなら、いいかと思って参加した
でもやはり納得がいかない様子の橘高。
ここでは5年前に本当に女性が亡くなっている
そう橘高は言いました。
亡くなった女性について
亡くなったのは天達のパートナー。
つまりは「喜和」でした。
喜和はこの場所でストーカーにより殺されてしまった。
犯人も同じ場所で死んでいた。
何故かこのときに天達が驚いた表情をしている?
それをゲームの設定にする事に対して橘高は怒っていたのでした。
数々の絵も喜和が描いたものだったようです。
そうなると花言葉の意味は…?
天達は怒る橘高を
僕は大丈夫
と止めます。
どう考えても大丈夫とは思えないのですが…
整は改めて喜和がここで殺された事を確認し、落ち込みました。
喜和が殺された理由
喜和は心理カウンセラーとして働いていた。
そこの患者に執着されて、ストーカー行為に悩んでいた。
天達が蔦に頼んでこの場所に匿ってもらっていたが、何故かストーカーに居場所がバレてしまった。
喜和がひとりでいたところに侵入し、喜和を殺した。
犯人も死んだ。
犯人が死んだのは自殺なのかと聞かれるも、
それがよく分かっていないらしい。
理由は暖炉にくべられていた「キョウチクトウ」
2人は燃えたキョウチクトウの煙を吸って死んでいたのだ。
犯人が死ぬ為に燃やしたのか、知らずにうっかり燃やしたのかは分からない。
たまたま煙突が詰まっていて煙が充満してしまったらしい。
たまたま…
整は疑問に感じます。
ただ犯人はストーカーで間違いない、という天達。
5年も経って吹っ切れたと言っていますが、果たして…?
その後毒入りと疑惑を持たれたワインを皆で飲み(整はジュース)喜和に献杯を行いました。
天達からの整と風呂光への課題
屋外に出ていた風呂光。
植えてあったキョウチクトウを改めて確認します。
そこへ整もやって来ます。
しんしんと降る雪。
整の横に風呂光が立ち、話をします。
桜が咲くのって3月の終わりかな、4月かな
ゆっくりだといいなぁ
風呂光に理由を聞かれると
春になると居なくなっちゃう人が居るんです
とライカの事を考えている様子。
風呂光も整とライカの断片的なやり取りを思い出します。
振り切るように話を今回の謎解きに変える風呂光。
最近起こっているストーカー事件や、それを元にしたこのゲームにご立腹の様子。
先生はこのゲームの事を知っていたと思います。
そして風呂光に
このミステリー会で「1人だけ嘘をついている人物を見ててくれ」と言われた
と伝えました。
驚く風呂光。
その理由は、
このミステリー会で「1人だけ嘘をつかない人物がいるかも知れない」から見ていて欲しい
と天達から頼まれていたのです。
一体天達は整と風呂光に何をさせたかったのでしょうか?
情報を整理すると、
整→嘘をついている人物を見ていてほしい
風呂光→嘘をつかない人物を見ていてほしい
それぞれが真逆の事を頼まれていました。
ますます天達の意図が分かりません…
整も事件との関係性を疑いますが、まだ決め手に欠けている様子。
もし天達が嘘をついている人物を見付けたら何をするのだろう?
風呂光は呟きました。
やっぱり寝れない整
天達と相部屋になった整はやっぱり眠れません。
結局天達に気が付かれないよう、ふらふらと移動します。
しかし、部屋から出る整を確認したように天達の目が開きました…!
整はガレージに居る橘高に話しかけます。
喜和の話で盛り上がります。
天達から事件の事を聞いたことがあるかと尋ねられますが、整は「ない」と答えます。
本当に吹っ切れて忘れられたらいいけどな
と橘高は言いますが、
忘れるのは無理だと思いますけど
と整は返します。
あの日の朝に時間が巻き戻せればな
と橘高は呟きました。
続・寝れない整
ガレージを後にし、リビングへ移動した整。
ここならソファーもあるし安心…と思いきや先客がいました。
デラです。
どうやらパンが仕事をしていて、明るいから寝れずにこちらに来たとの事。
似たもの同士ですね。
その後は喜和の描いた絵を眺めて、傍らの長いすに寝転がり喜和との思い出を振り返ります。
ダンゴ虫になっちゃ駄目、大人なんだからダンゴ虫になっちゃ駄目
第3話で我路から煙草森の手が送られてきたときの様に身を丸めてしまいます。
整のこの言葉と動作には何かしらのトラウマ?嫌な思い出があるように感じるのですが…
そしてその様子を遠くから見る天達…果たして?
最後の場面では登場人物それぞれが映し出されていましたが、パンが仕事をしていた時に何故か喜和の写真を見ていました。
そして合間合間に打ち込まれていたPCの文字はパンが打っていたものだったのでしょうか?
天達が「自分/喜和/蔦/橘高」の写真を見て何かを思っていたようですが果たして?
以上で第8話が終了となります。
おわりに
今回は「ミステリと言う勿れ 第8話 内容/ネタバレ/感想を書く【月9】」という内容で書いていました。
実際に起きた事件を元に問題を出すっていうのは趣味が悪いと思いましたが、それよりも気になったのは天達の意図です。
整と風呂光に全く逆の依頼をしているのも分かりませんし、ちょくちょく整の様子を伺っていたのも気になります。
あとは最後のシーンでのパンの動きでしょうか?
何かを探っているのか気になりますね。
来週が楽しみです。
今回は記事作成が遅れたので、あと3日で真相がわかるのが少しだけ嬉しい。
そして10,000文字到達~
もう少し文才が欲しい…
長々とすみませんでした…
第8話のダイジェストはこちら
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