買って良かったもの

ドラム式洗濯乾燥機のメリットデメリット、選び方や使った感想など

洗濯乾燥機 画像1 買って良かったもの

ドラム式洗濯乾燥機に憧れて購入したのですが…

どうも、僕です。

我が家は共働きだったという事もあり、洗濯は週1~2ぐらいで行っていました。
週中の洗濯では浴室乾燥を使っていましたが、その間浴室は使えませんし、電気代なども意外と掛かるのでどうしたものかと考えていました。

で、偶然年始にセールが行われていた家電量販店でドラム式洗濯乾燥機を購入する事に。
1年使ってみて実際にどうなのか、メリット・デメリットの感想を書ければと思います。

この記事で分かること

・ドラム式洗濯乾燥機の購入を悩んでいるが、使っている人の感想を知りたい

・ドラム式洗濯乾燥機のメリットやデメリットを知りたい

・ドラム式洗濯乾燥機のココが意外と大変だった!という部分を知りたい


ドラム式洗濯乾燥機を選ぶポイントを知りたい

こんな人には参考になるといいかな?と思います。

実際に使った私の感想なので、これから利用する人の心配を解消をしたり、やっぱり買うのは止めよう。気が付いて良かったわー!っていう気付きになれば幸いです。

使っている機種

洗濯乾燥機 画像1
洗濯乾燥機 画像2

我が家の使っている機種はパナソニックの「NA-VX900BR」という商品です(生産終了品)
洗濯容量11㎏、乾燥容量6㎏の製品となります。



2人暮らしならこのサイズでも十分だと思いますが、ご家族が多い場合は洗濯頻度を2日に1回ぐらいに上げないと大変かも知れません。
デメリットでも書いていますが、5人家族以上だと毎日洗濯しても乾燥機能の最大量を超えるので注意です。
縦型洗濯機からの変更の場合は、思っているよりも洗濯物が入らない事に驚かれるかも?

この機種の電気代や水道代はこんな感じです。

電気代水道代1回あたりのコスト目安
洗濯のみ約1.8円約20円約21.8円
洗濯+乾燥約24円約14円約38円
価格.comより抜粋

比較として、パナソニック 縦型洗濯機 NA-FA80H9はこんな感じ。

電気代水道代1回あたりのコスト目安
洗濯のみ約1.5円約24円約25.5円
価格.comより抜粋

洗濯のみの金額で言うと、ドラム式洗濯機も縦型洗濯機も大して違いはないですね。
これは意外な結果かも。

と言うのも、ドラム式洗濯機って洗っている時に使っている水の量が少ないんですよ。
すすぎに結構水を使うのかも?

実際に使ってみてどう?

我が家の場合はドラム式洗濯乾燥機を導入して満足しています。

理由は、

・基本1ボタンで洗濯&乾燥が済む

・天気が悪くても洗濯出来る

これだけでも買った価値があります。

ボタン1つで洗濯から乾燥まで出来るのは本当に楽です。
天気を気にしながら屋外に干さなくても良いのも安心です。

気になるのが「洗濯物のシワと縮み
乾燥まで行った洗濯物を確認すると、結構な頻度でシワシワになる衣類があります。
そういう衣類は乾燥を諦めて、乾燥前に取り出して浴室乾燥や日干しします。

あと「生地よって縮みが起こります
もう一度洗濯をすればある程度戻るのですが、この衣類も乾燥機能が使えないので取り出して別干しですね。

使い始めて面倒だったのは「フィルターやパッキンの清掃
毎回の事なので「そんなの面倒だ!」と思ってしまう人はダメかも?
私は「洗濯とセット」という考えに切り替えてから少し楽になりました。

その他には価格面や最大乾燥量の制限などのデメリットもありますが、本当に買って良かったです。
次にドラム式洗濯乾燥機のメリットやデメリットを挙げてみましょう。

ドラム式洗濯乾燥機のメリット

洗濯&乾燥まで一気にやってくれるので楽

これは使ってみて実感した一番のメリットです。

縦型洗濯機では「洗って、干して、取り込んで」としないといけないのが、ドラム型なら乾燥までボタン1つで完結します。
時間が無い時や帰宅後にも気楽に洗濯が出来るのは有難かったです。

天気を気にせず洗濯が出来る

これも嬉しいポイント。
「今日は天気が悪いから洗濯やめよう」という事が無くなります。
洗濯物が溜まったら確実に洗濯出来るので安心です。

花粉の心配がなくなる

外に干さないので花粉が付く心配がありません
花粉症の方には嬉しいのではないでしょうか?

洗濯物を干した後、花粉を落とす手間や心配がなくなります。
花粉は1年中飛んでいますし、花粉症の方は乾燥機能があると嬉しいかも知れないですね。

洗剤や柔軟剤の自動投入が便利

機種にもよるのですが、最近のモデルだとほぼ搭載されている「洗剤・柔軟剤の自動投入」
これは地味に便利です。
いちいち量る必要が無いのでストレスが下がります。

たたき洗いなので衣類が痛みづらい

縦型洗濯機はグルグルと回して洗うので衣類が傷みがち。
ドラム式洗濯機は「持ち上げて落とす」という方式の「たたき洗い」を採用しているので、衣類が傷み難いです。

節水効果がある

先ほど挙げた部分になるのですが、使う水の量が少ないので節水効果があります。
少ない水で効率よく洗えるのは「たたき洗い」を採用しているから。
洗濯物全てを水に漬け込む必要が無いので、使用量が少なく済みます

ドラム式洗濯乾燥機のデメリット

価格が高い

一番のデメリットはコレ。
最低ラインの価格でも10万円以上。
使える機能や洗濯量をあげていくと、20万円前後のモデルに落ち着くと思います。

一回の出費が大きいので予算に余裕が無いと厳しいかも知れないです。

洗濯物の途中投入が出来ない

縦型洗濯機は洗濯中でも一時停止すれば洗濯物を追加できますが、ドラム式洗濯機は停止しても水がこぼれてしまうので扉を開ける事が出来ません

この問題を解決する為に、最近のモデルは「斜めドラム」を採用しています
それでも条件によっては開けると水が漏れるので、基本開けられないと思った方が良いと思います。

今日洗濯する物はコレだけ!とちゃんと確認しないと後で悲しい思いをします。

最大乾燥量が少なく大家族では不足気味

ドラム式の乾燥は最大量でも6㎏ほど。
1日1人分の洗濯量は約1.5㎏と言われており、5人家族だと毎日使っても足りません。
家族が5人以上の方は乾燥機能は使えない」と思った方が良いと思います。

洗浄力が縦型より劣る

水量が少ないため、縦型に比べると洗浄力が劣ります
特に泥汚れには分が悪い印象。

予洗いや洗剤を直接洗濯物に塗っておくなどで対抗できますが、お子さんが毎日ドロドロになって帰って来るご家庭では厳しいと思います。

サイズが大きく、重量も重い

ドラム式洗濯機は縦型と比べると、サイズが大きく、超重量です。
一度セットしてしまうと動かすのはかなり大変。
気軽に床掃除が出来なくなるので、綺麗好きの方には向かないかも?

ドラム式洗濯機にも使えるという台車が売っていますが、設置してくれた業者の方曰く、

「ドラム式は振動がかなりあるので、直置きしないと動作音が大きくなる」

「掛かる重量が想定よりも大きいので、かなりの強度が無いと台車が壊れる」

とのアドバイスを受けました。

設置の仕事をしていると結構な頻度で「台車が壊れたから何とかしてほしい」という事があるそうです。
なので私も購入した台車は使わずに放置してあります…

音が大きい

乾燥中は結構な騒音を発します。
マンションや集合住宅などでは真夜中に洗濯するのは難しいと思います。
戸建てでも夜遅くの動作はお薦めしません。

洗濯後のお手入れが面倒

洗濯、乾燥まで一気にやれるのがメリットのドラム式ですが、実は洗濯後が面倒です。
乾燥機用フィルターの清掃や、扉周辺のパッキンには水分やゴミが残るので、どちらも毎回の清掃が必要

意外に知れれていないこの清掃。
買ってから後悔する人も多いとか。

地味に面倒臭いですが、洗濯・乾燥まで行えるメリットと天秤に掛けると、私はメリットの方が大きいかな?

乾燥すると洗濯物のシワが凄い

これは我が家の環境依存なのか分かりませんが、乾燥までやると物によりシワが付きます
全くシワが付かない物、絶対にシワになる物、付いたり付かなかったりする物、と色々あってよく分かりません…

物により生地に縮みが起こる

これも物によるのですが、乾燥すると生地の縮みが起こります
大事な衣類は洗濯のみの方が安全かもです。

ジーンズなどの厚手の物は乾燥しきれない事も

厚手の洗濯物はたまに半乾きの事があります
ジーンズはポケットや股の生地の厚い部分がよくなります。

その時は室内干しで対応します。
洗濯物が多過ぎるのかも?

洗濯槽内が何となく臭う

洗濯槽を専用のクリーナーで清掃してみましたが、何となく洗濯槽内が臭い
洗濯後には扉を開けておくと多少はマシになります。
奥さんは気が付かないみたいで、私の鼻が利き過ぎるだけかも?

排水菅や排水トラップを清掃してみましたが効果なし
もう諦めてます。

ドラム式洗濯乾燥機を選ぶときのポイント

ポイントはいくつかありますが、

・適切な容量を選ぶ

・設置場所や運搬ルートのスペース確認

・設置場所に対する扉の向きやスペースの確保


・敢えて型落ち品を選ぶ

この辺りがポイントになると思います。

適切な容量を選ぶ

ドラム式は低価格帯だと洗濯容量が7㎏、乾燥容量が3.5㎏となります。
この量だと2人分でもギリギリで、毎日洗濯しないと乾燥が出来ません。

現実的なサイズは洗濯容量10㎏前後、乾燥容量6㎏前後が良さそうです

設置場所や運搬ルートのスペース確認

ドラム式洗濯機はサイズが大きいです。
縦型は収まっていたけど、ドラム式は入らない」という事もあり得ます。

防水パンがある場合は更に注意が必要。
本体サイズの選択がより重要となります。

家電量販店では「採寸用の紙メジャー」を置いてる事が多いので、是非利用しましょう。

更に注意すべきポイントは運搬ルートです。
設置場所は確保出来たが、運搬ルートが狭くて入らない」という事例もあったそうです
(量販店で教えて頂いた実際にあった事例だそうです)

マンションだとエレベーターや階段、通路などにも注意が必要です。

設置場所に対する扉の向きやスペースの確保

扉の開閉方向が設置場所と合っていないと使い辛くなってしまうので注意です。
冷蔵庫と同じですね。

扉が開いたときのスペース確保も重要。
「途中までしか開かない」と使い辛くなってしまいます。

敢えて型落ち品を選ぶ

ドラム式洗濯機の価格は15万~30万と幅広いですが、敢えて型落ち品を選択するのも良いと思います。

理由は「現行品と型落ち品は性能がほぼ同じ場合が多いのに、安く購入出来る」からです。

新商品は新機能が追加されていますが、よくよく考えると無くても困らない機能だったりします。
性能も現行品と変わりないパターンも多いのでしっかり比較をする事が重要です。

そこは割り切って考えて、敢えて型落ち品を狙うのもアリです。
価格が万円単位で下がるのでお薦めです。
(私もそれを狙って購入しました)

おわりに

今回は「ドラム式洗濯乾燥機のメリットデメリット、選び方や使った感想など」という話題で記事を書いてみました。

乾燥機能は一度使ってしまうと便利過ぎて手放せないです。
家事を超楽にしてくれる家電なので、投資してみる価値はあると思います。
機能を見極めて敢えて型落ち品を狙うのがポイントです。

この記事が参考になればとても嬉しいです!

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