近々新型が出ると噂されているクロスカブについて調べてみました。
どうも、僕です。
クロスカブ。
始めは「スーパーカブのアウトドアバージョン」ぐらいの認識でしたが、人気は根強く、よく走っているのも見かけます。
今回はスーパーカブやハンターカブとの違いや、2022年度には新型の発表が噂されている(もしくは決定している?)クロスカブについて調べてみました。
これからクロスカブを欲しい方、現行がいい人はお急ぎで、新型がいい人はじっくりと調べてみて、納得する形でオーナーになる事を望みます。
クロスカブ(現行モデル)のスペック
22年新型モデルについてはスペック情報が不確定なので控えます。
このスペック表は現行モデルの物です。
まずはスペックの紹介。
110と50が比較出来るようにしてみました。
クロスカブ110 | クロスカブ50 | |
型式 | 2BJ-JA45 | 2BH-AA06 |
全長 | 1,935mm | 1,840mm |
全幅 | 795mm | 720mm |
全高 | 1,090mm | 1,050mm |
シート高 | 784mm | 740mm |
燃料タンク容量 | 4.3L | 4.3L |
車両重量 | 106㎏ | 100㎏ |
乗車定員 | 2人 | 1人 |
燃費(WMTCモード) | 66.7㎞/L | 69.4㎞/L |
排気量 | 109㏄ | 49㏄ |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 5.9[8.0]/7,500 | 2.7[3.7]/7,500 |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 8.5[0.87]/5,500 | 3.8[0.39]/5,500 |
価格 | 341,000円 | 297,000円 |
先ほども書きましたが、こちらの表は現行モデルの物です。
22年の新型モデルはまた少し変わるかも知れないのであしからず。
クロスカブはスーパーカブと同じく110㏄と50㏄の2モデルが存在します。
自動車免許はあるけど小型自動二輪以上の免許は持ってないんだよなぁ…って方もクロスカブ50は乗れます。
ただ、やっぱり物足りない部分が多いと思うので、頑張って免許を取得して110㏄に乗った方が幸せになれると思いますヨ。
スーパーカブやハンターカブと比べてみると、見た目の違いはもちろんありますが、サイズ的には中間ぐらいなんですね。
ホンダ的にはスーパーカブで物足りない、旅好きやアウトドア層を狙ってクロスカブを販売し始めてた印象ですが、ハンターカブ復活でその意義が少しだけ薄れたのかな?と私は感じました。
クロスカブの性能(110・50共通が多い?)
・エンジン
ノーマルのスーパーカブと比べると二次減速比の違いで、低速でのトルクが強め。
なので意外な事に街中のストップ・ゴーはクロスカブの方が向いているというお話。
燃費的にはスーパーカブとは誤差程度の違いなので、どちらを選んでも間違いはないと思います。
・シフトチェンジ
スーパーカブシリーズお馴染みの4段リターン式を採用。
N→1→2→3→4→Nとギアを替えられます(4↔Nは停止時のみ変更可能)
シフトチェンジのショックを軽減する目的で2段クラッチが採用されているとの事。
乗り心地が良くなるそうです。
何となく車の「ダブルクラッチ」と混同しそう(笑)
・キャタライザー
クロスカブに限らずだと思いますが、排気には触媒(キャタライザー)が挿入されており、余計な排ガスの排出抑制と有害物質の低減に貢献します。
・オイルフィルター
驚いたのですが、現行のスーパーカブやクロスカブにはカートリッジ式のオイルフィルターがあるとの事。
私のJA10は内部にフィルターがあるので、素人には交換が難しいのですが、この作りなら定期的にオイル交換時にでもフィルター交換出来て良いですね!
クロスカブの装備品
・LEDヘッドライト
ヘッドライトはLEDを標準で採用。
クロスカブ専用のヘッドライトガードもあり特別感があります。
LEDなのに後述のとおり灯りは暗め。
・メーター
視認性が良いメーターに仕上げている
背景にカモフラージュ柄を取り入れて、アウトドア感を演出
後述のとおり機能が少ないよう。
シフトインジケーターが標準で欲しいところ。
・タイヤ/ホイール
17インチで太めのセミブロックタイヤを採用
ホイールはブラックカラーでタフなイメージを強調。
110はそのせいか少し足つきが悪い。
クロスカブ50は14インチの小径タイヤを採用しており、足つきはとても良い。
クロスカブの口コミ
次にオーナーさんの口コミをまとめてみました。
良い口コミ
・省燃費
・シートが良く(柔らかい)、疲れにくい
・積載量が多い(フロントにも荷物がセットできる)
・トルクが豊かで坂道でも楽
・パーツ類が豊富でお手頃価格
・低速向けのギヤ比で街中の運転が楽(ストップ・ゴーが楽)
・足つきが良い(クロスカブ50)
・取り回しがよい
悪い口コミ
・足つきは良くない(クロスカブ110)
・速度が上がると音が煩い
・速度が出ない(スプロケ交換で対応可能)
・1速の吹け上りが早い(スプロケ交換で対応可能)
・前後ブレーキがドラム式
・燃費は良いがタンク容量が少ないので、長距離ツーリングでは面倒
・高速域での振動が激しい
・110㏄エンジンは非力、125㏄にして欲しかった
・ライトはLEDだが暗い
・メーター周りは見た目の割に機能が少ない
このような口コミがありました。
低速での発進は向いているようですが、1速がすぐに吹け上がってしまって乗り難い人も多いみたい。
フロントのスプロケットを15丁に変更するだけで落ち着くと思います。
少し高速寄りになるので運転しやすくなり、実際クロスカブのオーナーさんもスプロケ変更をされてる人が多いですね。
実燃費は60㎞/L前後らしいので、航行距離は約240㎞前後。
これだけ走ってくれれば長距離ツーリングでも大丈夫でしょう。
逆にこれ以上の距離をカブで走れる事に驚きです。
シートの柔らかさもあり、長時間乗っていても疲れにくいのが◎
(私のカブもクロスカブのシートに交換しています)
2022年新型クロスカブ販売の噂?
今まで書いてきたのは現行モデルのクロスカブでしたが、ここからは噂されている22年度新型モデルのお話。
大きな変更点は、
・フロントブレーキのディスク化
・ABSの搭載
・メーターの変更(マルチメーター採用?)
・キャストホイールの採用?
・チューブレスタイヤへ変更?
・新型では50㏄モデルは無い?
・排気量は110㏄のまま?
・色は白系/ブルー系/グリーン系(イエロー系は無い?)
・価格は3~4万円アップを予想
これを見るとC125やハンターカブのいい所を採用した感じなのではないでしょうか?
安全基準からディスクブレーキとABSは採用確実みたいで、
メーターの変更では、遂にシフトインジケーターが搭載されるとか?
スポークホイールからキャストホイールへの変更は賛否がありそう。
スポークの見た目が好きって人が結構多いらしいです。
タイヤに関してはどうなんでしょう?
対応タイヤが選べるほどあれば問題は無いかな?
50㏄モデルは環境基準の問題などでアップデートは無し、
EVモデルへの転換も視野に入っているそう。
色は予想の範囲から出ないようで、もしかするとあっさりイエロー系が出る可能性もあるかも知れないし、別のカラーも販売されるかも知れません。
価格はこれだけのアップデートがあるので、上昇するのは致し方ない気がします。
むしろ「この程度で済むのか…」って感じですね。
でも出来ればエンジンは125㏄にして欲しかったなぁ…
やっぱり110㏄じゃ物足りないし、信号スタートでも後ろに気を遣うんですよ。
何とか125㏄に変更出来ないのだろうか…
そうなると価格はC125やハンターカブと同価格になってしまうから無理かぁ~!
追記:3/19
大阪モーターサイクルショー2022で正式発表がありました!
・キャストホイール採用(ブラック塗装)
・デザインはC125に似たY字×5本で、C125の切削加工は省略
・2ポッドキャリパー装備ディスクブレーキ(クロスカブ)
・ABS装備
・チューブレスタイヤ採用
・純正タイヤは「IRC GP-5」?(チューブレス化へ改良品か?)
・タイヤサイズは前後共に「80/90-17」
・エンジンはタイカブと同じ「ロングストロークエンジン」を採用
・メーターは液晶画面を採用
(燃料計/距離計/シフトポジションインジケーター表示)
・カラーは3色
「マットアーマードグリーン」「パールディープマッドグレー」「プコブルー」
・価格はノーマル 36万3,000円、くまモン 37万4,000円(各2万2,000円↑)
カタログ画像
カタログを取り寄せてみました。
ちょっとだけ画像を載せておきます。
アフターパーツ(?)のカタログも同梱されていました。
結構種類もあってクロスカブの人気が伺えます。
おわりに
今回は「クロスカブ、性能や装備、口コミについて、22年新型発表の噂も?」という話題で書いてみました。
クロスカブはスーパーカブの派生形として人気のあるバイクです。
キャンパーやロングツーリングを楽しむ人は購入を考えた人も多いのではないでしょうか?
今回書いた新型の情報がどこまで正確かは分かりませんが、そろそろショップには情報が出ているみたいなので、今後が気になりますね。
現在クロスカブの購入で悩んでいる人は、もう少し静観して、正式な情報が出てから購入をした方が良いかも知れないです。
それでは!
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