ローバーミニ

(自己責任で)MEMS diag liteとやらを使ってみた。

下手に試して失敗するとECUぶっ壊れるかも知れませんので、本当に自己責任でお願いします…

 

どうも、僕です。

 

以前から存在は知っていた「MEMS diag」

本格的な診断機が無くても現在の車の状態が解ったり、エラーコードを確認しクリアしたり、有料版なら点火時期も変えられるというソフトです。

ソフトだけではどうにもならないので、自分でケーブルを作成したりしました。

とりあえず無料版の「MEMS diag lite」なら見る事しか出来ないので、損害は無いと思い試してみました。

 

 

 

 

必要な物

Yahoo!ショッピングにて購入

 タイコーエレクトロニクスアンプ カプラ+ゴム栓 172201-1

タイコーエレクトロニクスアンプ 端子 10個 170280-1

 

Amazonにて購入

OTGケーブル

TTL UARTシリアルケーブル6フィート、TTL-232R-5V-WE互換

 

OTG対応のスマホ or タブレット

(確認にはOTGチェッカー等を使用して下さい→https://play.google.com/store/apps/details?id=com.faitaujapon.otg)

 

ケーブル加工に最低限必要な道具類

・はんだゴテ

・ニッパー

・ストリッパー(被覆剥き)

・圧着ペンチ

・ビニールテープ等の絶縁テープ(私は自己融着テープを使用) 

 

このぐらいでしょうか?

 

 

ケーブル作るよ

ケーブル

今回使うシリアルケーブルがコレ

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片側はUSBになっていてOTGケーブルを繋いで、スマホタブレットに接続します。

反対側は6本の線が出ています。

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でも今回使うケーブルは3本です(黒・黄・橙)

残りは1本ずつ絶縁処理をしておきました。

 

コネクタ

このケーブルが繋がるコネクタはコレ。

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先にキャップに線を通しておくタイプね…よく忘れがちなヤツだ。

よく見るとキャップに矢印があり、コネクタの目印と合わせれば良いみたい。

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この位置関係で2つが組み合わさる様です。

 

コネクタピン

次にコネクタに挿す為のピンを用意。

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10個がこんな感じで繋がっているので、使う分だけバラしておくのね~

わかりた。わかりた。

 

 

合体させるよ

上記の品物をひとつにします。

(後からは入れられないので、先に熱収縮チューブを入れました)

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キャップに線を通します。

1番→黒

2番→黄

3番→橙

になります。

 

ここで事前情報で知っていた問題を確認。

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線が細いので、このまま圧着しても芯線が導通取れ無さそうです。

なので芯線とコネクタをはんだ付けします。

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しました。

激しく動く部分じゃないし、固定されていれば大丈夫でしょう。

 

次に圧着します。

使う圧着ペンチはエーモン ターミナルセット(中) 電工ペンチ付 E2に入っていた物です。

圧着はペンチの幅が無いので、左から1箇所ずつやらないとダメでした。

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便宜上ピンの圧着部を左から1・2・3とします。

・1と2を3.0-5.0で圧着

・1と2を1.25-2.0で再度圧着

・3を1.25-2.0で圧着

・3を0.5-0.75で再度圧着

こんな感じにしました。

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完成です。

軽く引っ張って抜けなければ大丈夫。

ピンを付けたケーブルをコネクタに挿します。

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先が細くて長さのあるものでピンを押し込みます。

ピンセットでやったので被覆を破らない様に気を付けました。

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キャップをコネクタに押し込み絶縁テープでグルグル巻きにして、余ってたケーブルも一緒に纏めました。

というワケでケーブルは完成です。

 

 

全部を合体させるよ

今回スマホは以前使っていた「Xperia Z ultra」を使用します。

事前にOTGチェッカーで対応確認済みです。

同時に「MEMS Diag lite」も入れました。

play.google.com

 

いきなり有料版は繋がらなかったら泣けるので、初めは無料版を入れた方が良いと思います…。

接続は「シリアルケーブル↔OTGケーブル↔スマホ」となります。

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こんな感じ。

では車に繋いでみましょう。

 

 

繋ぐよ!

ボンネットの左奥、メインリレーの下に相手がいます。

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キャップがしてあるコネクタが車両側で、キャップを外してコネクタを挿します。

コネクタは入る様にしか入らないので無理くり突っ込まない様にしましょう。

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凸凹の位置で向きは判るかと…

エンジンを掛けて「MEMS Diag lite」を起動します。

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このままだとMEMSの設定が違うから見られないので変更します。

右上の「︙」をタップします。

一番上の「Prefernces」をタップすると設定画面に移ります。

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これが設定画面。

ECU Protocol version」をタップします。

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MEMS1.9にチェックが入っているので、MEMS1.6をタップします。

その後はスマホの戻るボタンで最初の画面に戻ります。

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左下の「Connect」をタップすると正常ならば通信が始まるハズです。

上メニューの「GRIDVIEW」をタップします。

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現在の車両の状態が表示されます。 

内容に関してはこちらに詳しく書いて下さっている方が居ました。

minkara.carview.co.jp

 

何とな~く解る物もあったけど、点火タイミングなんて絶対分からなかったわ…

無料版だと見るだけしか出来ません。

この数値が見られるって事は有料版入れてもちゃんと動くのかなー?

あと上メニューの「GRAPHVIEW」は多分数値のグラフ化なんでしょうけど意味が解りませんでした(笑)

 

ついでにエラーコードを見てみますか~

︙をタップして「ECU Error codes」をタップするとこんな画面が出ます。

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これにエラーが表示されるとどこかが悪いのでしょう…

詳しくは先ほどのリンク先にいくつか書かれていたので、参考にしたいと思います。

とりあえず通信は出来る事が確認出来たから、今日はこんなモンかな~?

有料版を入れるかどうかは…改めて考えます。

 

ちなみにこんなん作ったりするの無理だわー!って方はヤフオクで「ECU診断セット」

などの名称で検索すると、スマホからケーブルまで全部揃って購入する事が出来るみたいですよ… 

誰が買うんでしょうかねぇ…(・・?

 

 

オマケ作業

ミニにもクーラー吹き出し口(ルーバー)がありますが…

このルーバーは年数が経つとガタガタになり、うなだれている車両が多くあるそうです。

ショップからこういう商品が出るぐらいに…(笑)

buppu.com

 

私は納車の時に新品に交換して頂いたのですが…最近動いちゃいます。

寿命は2~3年なのか!?

調整するにはウッドパネルを完全に外さないといけないらしいので、まー普通は諦めてストッパー使いますよね~

私も諦めましたー(ヽ’ω`)

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革のハギレをイイ感じに切り出して…突っ込む!

動かなくなりました。

これにて解決!

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