革製品はメンテするのも楽しい。
どうも、僕です。
唐突ですが、革財布のメンテをしました。
現在3つの革財布をローテーションで使っています。
こうやって使っていると、それぞれがいい感じにエイジング(※)出来るんじゃないかな?って思って。
エイジングとは「経年変化」の意。
ここでのエイジングは革製品へのものを指します。
一般的には「艶感が増す」「色に深みが出る」などの変化を楽しみます。
革製品はそれぞれに変化が違いますし、手入れをするといい表情に変わっていくのを見ると楽しいです。
ただ手入れを念入りにし過ぎると、それはそれで面白みが無くなると言いますか…難しいところです。
急な解説をぶっこんでみた。
革製品は経年変化をするので楽しいよ、という事だと理解して頂ければ幸い。

この革財布は私が初めて買った革製品。
ヤフオクで中国人(?)の方が作成した物になります。
購入したのは2015年3月。
もう6年以上使っている事になります。
大変丁寧に作られていて、もう一回この製作者さんから何か買いたい!と思い調べるも、アカウントが無くなっていました…
なので、大事にしつつ結構ハードに使っています。
この革財布が私を革製品沼に嵌めた張本人です。
ちなみにこの状態は既にメンテナンスが終わってます。
どうでしょう?イイ感じに見えますか?
これからは私なりのメンテ術や必要なグッズ紹介なんかもしてみたいと思います。
革製品のメンテ方(自己流)
ここからは完全自己流・自己満足な革製品のメンテ方法を書いてみたいと思います。
異論はあるかと思いますが、サラッと流していただきたい。
初心者の方は参考にするもよし、ちゃんとショップさんが解説しているのと比べて「プププー 全然違うじゃん!バカじゃねーwww」と笑って頂くもよし。
ただコメントで書かれると心が折れて死ぬので止めて下さい。
なぜ革製品にはメンテが必要なのか?
革は人の肌と同じで、手入れをしないと痛みます。
革がひび割れたり、水分が付けばシミになったり…
こうなるともう戻す事が出来ないので、定期的にオイルやクリームによる保湿や、防水スプレーなどの処置が必要になります。
一般的に普段から触れる機会の多い「財布・キーケース・ペン入れ」などの小物類は触っているだけで、自然と保湿がされてエイジングが進み、育ちやすいと言われています。
メンテ周期は3ヵ月に1回ぐらいのペース。
季節ごとに行うと忘れ難いので良いと思います。
反対に鞄などはハンドルや開け口以外はそれほど触れないので、全体的な手入れは頻繁におこなった方が良いと言われます。
大体、毎月1回か面倒でも2ヵ月に1回はしたいところ。
面倒かも知れないけど、革鞄はハードに使われるし、雨に打たれたりのダメージも受け易いので仕方がないと思って欲しい。
メンテで使っている物
私が主にメンテで使っている品物がコレになります。

専用のボックスを作って、道具類を全部入れちゃってます。
勿論全部を使う訳ではなくて、自分なりに考えて買い揃えていたらこんな風になった、という感じです。
ここでは主に私が普段使う物、初心者の方がこれから最低限買っておいた方がいい物を紹介します。

コロニルの馬毛ブラシ。
主にメンテ初めに汚れをザっと落とす為と、後に出てくるクリームを塗った後に、余計な分を拭き取る用に使っています。


同じくコロニルのシュプリームクリーム。
色は何にでも使える様にカラーレスにしています。
オイル派とクリーム派で分かれるかも知れないけど、私はオイルは一切使った事が無くて、クリームのみ使っています。
いくつか試したけど、このシュプリームクリームが匂いも使った感じも好きなので愛用しています。

色々な革製品のメンテに使っていますが、4年使ってまだこれだけ残っています。
1回買ったら長期間使えるのも良いですね。


これもコロニルのポリッシングクロス。
決してコロニルの回し者ではありません…たまたまです。
これはクリームを塗った後、時間をおいてから拭きあげる用に使っています。
人によっては2枚用意して使い分ける場合もある。
私も2枚持っていて、シャンプー用と拭きあげ用で使い分けています。
マイクロファイバークロスで代用する人も居るかも知れないけど、こちらの方が柔らかさがあって良いのかも?

モゥブレイの仕上げ用グローブクロス。
(やっと違うメーカーがきたー!)
このクロスは最後の拭きあげ用に使っています。
これで磨いていると革に艶がより出る…気がする。

以上で私が主に使っているメンテ道具になります。
本当はレザーシャンプーとか防水スプレーとかもあるけど、利用頻度が高くないので、本当に頻繁に使う物だけ挙げました。
レザーシャンプーもコロニルで、防水スプレーはリキッドグラス テキスタイルプロテクトというのを使っています。

防水スプレーの方は商品取り扱いが無くなっているので、無くなってしまったのかも?
メンテ手順
簡単ですが、手順も書いておきます。
①ブラシでゴミを払う
②シュプリームを指先に米粒大取って、10cm四方ぐらいの革に擦り込む。
(指で薄く延ばす様にして、摩擦熱を掛ける様にやってます)
③ブラシでサッと払い、付け過ぎたクリームを落とす
④1時間放置
⑤ポリッシングクロスで拭きあげる
⑥グローブクロスで拭きあげる
大体こんな感じ。
クリームは手の熱を伝える様に擦り込むと良いってどこかで見たので、こうやってます。
正しいかどうかはよく分かりません。
以前は細かい手順を見ながらやっていましたが、段々簡略化されて今の形になりました。
これ以上面倒だと続かない気がします。
ご自身で「これだ!」と思う方法で良いと思いますよ。
おわりに
今回は「革財布を久しぶりにメンテ、メンテ道具と自己流作業手順も紹介!」という話題で記事を書いてみました。
革製品にあまり触らないという方も、これから触る予定の方も、バンバン革製品を使っている方も楽しんでいただけただろうか…?
完全に自己流なので、ショップの方や、革に詳しい方から見ると、とんでもない手法かも知れないと不安を感じて胃が痛くなってきた。
こういう時は書き逃げに限る。
革製品はいいぞぉ~!
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